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中小企業のための、後悔しない顧問社労士選びの「具体的なコツ」

社労士選び
中小企業のための、後悔しない顧問社労士選びの「具体的なコツ」

社会変化や働き方の意識変化、そして法改正の増加に伴い、労務管理の重要性が増しています。そのため社会保険労務士へのニーズも高まってきたと感じております。

しかし企業の方がいざ社労士を探そうとすると、事務所の形態や得意分野があまりに多様化しており、自社に最適なパートナーをどう選べばよいか迷われることが多いのではないでしょうか。

社労士選びの失敗は、単なる事務手続きの遅滞にとどまらず、労務リスクの増大や助成金の受給ミス、さらには従業員のエンゲージメント低下を招く恐れがあります。

今回は、最近の社労士業界の潮流を踏まえ、企業の方が後悔しないための「顧問社労士の正しい選び方」について詳しく解説いたします。

この記事の監修者

近藤雅哉
(社会保険労務士 / インプル社労士事務所 代表)
社労士法人で最大35名のマネジメントを経験し、人事コンサルティングに特化した株式会社In-proveを設立。続けてインプル社労士事務所を立ち上げる。人事と労務の両面から中小企業の発展を支えている。


社労士事務所の専門性と特色を見極める

かつての社労士といえば、労働保険や社会保険の手続きを代行する「手続きの専門家」としての側面が強かったのですが、現在は手続きに限らず特定の領域に特化した事務所が増えています。

そのため、自社が抱える課題が「守り(手続き・コンプライアンス)」なのか、それとも「攻め(組織開発・DX・資金調達)」なのかによって、選ぶべき社労士事務所の属性は大きく変わります。

顧問社労士のさまざまな属性

まず挙げられるのが、医療・介護、運送、派遣といった特定の業種に特化した「業種特化型の社労士事務所」です。これらの業界は独自の法令や商習慣、複雑な給与計算のルールが存在するため、業界特有の事情に精通した専門家は心強い味方となります。

また、給与計算や保険手続きの効率化を極めた「アウトソーシング特化型」や、最新のITツールを活用し、内製化の支援まで行える「DX特化型」も、組織の生産性向上を目指す企業には最適です。

さらに、助成金の申請支援に特化した事務所や、人事制度構築、IPO支援といった高度な意思決定を支える「コンサルティング特化型」も存在します。

個人向けのサービスに強い社労士事務所もある

一方で、障害年金などに特化した事務所は個人向け(BtoC)の性質が強く、経営者が顧問契約を結ぶケースは稀です。まずは、自社のフェーズにおいて「どの専門性」が最も必要なのかを明確にすることが、社労士選びの第一歩となります。

「個人事務所」か「社労士法人」か~組織形態によるメリットとデメリット~

専門性の次は、組織形態を見ていきましょう。

社労士業界の約56%が一人事務所といわれており、個人事務所か、社労士法人かという選択も重要なポイントです。それぞれの特徴を理解し、自社の規模や求める安心感に照らして判断する必要があります。

個人事務所を選択する場合の視点

個人事務所の最大のメリットは、「代表が直接担当してくれる」という安心感にあります。担当者の交代がなく、経営者同士としての信頼関係を築きやすい点や、比較的柔軟で安価な料金設定が魅力です。一方で、対応領域がその個人の知識量に依存するため、案件が増加した際にレスポンスが遅れたり、万が一の病気や事故の際に業務が停止したりするというリスク(シングルポイント故障)があることは事実です。

社労士法人を選択する場合の視点

社労士法人のメリットは、組織としての「品質の安定性とノウハウの蓄積」があること。セキュリティ体制が整備されており、事務所内に多様な事例が共有されているため、難解なトラブルにも組織力で対応できます。一方で、料金が高くなる傾向があることや、担当者の異動・退職によって品質にムラが生じたり、その都度信頼関係を築き直したりする必要があるといったデメリットも存在します。


後悔しない社労士選びのための「3つの評価軸」

多種多様な選択肢の中から自社に最適な社労士を見極めるためには、単なる「費用の安さ」だけでなく、以下の3つのポイントを厳格にチェックすることをおすすめします。

1. 担当者が「経営者視点」を持っているか

社労士は単なる法規の解説者ではありません。法律を盾に従業員の権利だけを主張するのではなく、「どうすれば企業が持続的に成長し、利益を出せるか」という視点でアドバイスをくれるかどうかが重要です。

レスポンスの速さやミスの少なさは当然のこと、自社の離職率が低く、担当者が定着している事務所は、自らの組織管理ができている証左であり、信頼に値します。

2. 最新のシステム・テクノロジーに強いか

2026年現在、クラウド型の人事労務システムやチャットツールの活用は業務効率化の必須条件です。紙やFAXでのやり取りを強いる事務所や、システム導入に消極的な事務所は、将来的に貴社の事務負担を増大させます。

「クラウドツールへの対応が可能か」「ビジネスチャットでスピーディーな相談ができるか」といったデジタル対応力は、現代の社労士選びにおいて極めて重要な指標です。

3. 費用対効果(バリュー)の妥当性はあるか

顧問料は「コスト」ではなく「投資」です。一見安価であっても、何も提案がなく、手続きミスが多発するようでは、結果として高いコストを支払うことになります。逆に、高い顧問料であっても、それ以上の助成金受給や、労務トラブルの回避、採用力の向上をもたらしてくれるのであれば、それは価値のある投資といえるでしょう。

インプルが目指す「伴走型」の支援

社労士事務所は提供するサービスこそ同様のものが多くなりますが、代表(所長)の専門性や、スタンスによってカラーが大きく異なるものです。そのため定性的な「相性」という要素も重要です。

私たちインプル社労士事務所の強みは、徹底した「経営者・人事責任者のパートナーシップ」にあります。クラウドシステムをフル活用した圧倒的なレスポンスの速さと正確さはもちろんのこと、単なる手続き代行に留まらない「攻めの人事労務コンサルティング」を得意としています。

個人事務所ではありますが、代表1人で対応する体制ではありません。各分野に専門性を持つスタッフがチームとなり、最適な体制で継続的にサポートを行っております。

これまでに蓄積したノウハウと、顧問先ごとの課題への柔軟性を両立させ、離職防止や生産性向上に直結する解決策を提案するだけではなく、現在の顧問社労士とのお付き合いを継続しながらの「セカンドオピニオン」もご相談に乗っております。

貴社のシステム活用状況や労務リスクに基づいた最適なプランをご提案いたしますので、まずは相性を確かめていただくためにも、一度お問い合わせください。

プロのアドバイス、受けてみませんか?

社労士選びに正解はありませんが、「共に会社の未来を語れるか」というパートナーシップを築けること、人事労務を単なる業務で終わらせず会社を成長させるためのパートナーになれそうかという点を重視し、ベストな顧問社労士選びを行っていただければと考えております。インプル社労士事務所に一度ご相談ください。

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